府中市の治安について徹底調査

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競馬場や競艇場といった公営ギャンブル施設や、高速道路のインターがある府中市ですが、全体的に良好な財政状況による熱心な犯罪防止活動や交通安全対策のおかげで、交通事故発生率が東京都の平均値と同程度かやや下(平成29年のデータより)となっており、府中市における2013年~2017年の犯罪件数の推移も少しずつ現象傾向にあります。総合的に見ると比較的治安の良い街の1つとして認知されていることが利点です。ここでは公的機関の発表しているデータを参照しつつ、府中市の治安について改めて総ざらいしていきましょう。

府中市の交通事故と安全活動について

府中市の交通事故の発生率

警視庁の交通事故発生マップ(平成29年)を見ると、府中市の交通事故発生率は、島部を除いた東京都の53エリアの中で第26位(417件)と、東京全域のちょうど平均値程度といえます。

また、府中警察署管内での2017年・2016年交通事故発生状況(年間)によれば、府中市の交通事故の特徴として、平日・土日を問わず事故の発生率が一定していることと、自動車に乗っている時と自転車に乗っている時の交通事故による死傷者数が多いことが挙げられるでしょう。

府中市の交通安全の取り組み

交通事故の発生件数で見ると東京都の平均程度の府中市ですが、死者数で見ると都内13位(4人)となっており、悲惨な事故を防ぐ為の活動が課題とされています。例えば、見通しの悪い通りへ積極的にカーブミラーを設置したり、児童が安心して通学できるようスクールゾーンを定めたりすることは、その一環といえる政策です。

加えて、府中市では幼少期から交通安全に対する意識を高められるよう、職員を市内の幼稚園・保育園へ派遣して、3~6歳児や保護者を対象に交通事故の予防方法を伝える「幼児交通安全教室」も行っています。

その他、府中警察署では小学生を中心とする交通少年団員を随時募集しており、自転車大会や少年団スポーツ大会といったイベントで子供の絆を強めながら、少年団による様々な活動によって地域全体の交通事故予防にも取り組んでいます。

府中市の犯罪被害と防犯対策について

府中市の犯罪発生率

府中市における2013年~2017年の犯罪件数の推移を見ると、その数は2,529件(2013年)から1,598件(2017年)と着実に減少しているようです。また、犯罪の手口としては、自転車の盗難や万引きなどの非侵入窃盗犯が大部分を占める一方、住居や事務所への空き巣など侵入窃盗犯の件数は全体の1割以下であることも特徴です。この要因としては、府中市が警察と連携して実施している暴力団排除活動や、「11戸以上の集合住宅の建築」に関わる防犯対策が挙げられます。

府中市の安心・安全への取り組み

11戸以上の集合住宅建築における防犯対策

府中市では、市民生活の安全確保に関する条例(第6条)に基づいて、「11戸以上の集合住宅」を建築する際は、犯罪予防を目的とした設備の設置・管理について、警察と事前に協議しなければならないと定めています。

犯罪防止設備としては、防犯カメラやオートロック設備、照明機器や防犯ベルなど様々なものが挙げられ、またそれらをどのように取り入れていくのか、建築主は警察との協議内容をまとめた連絡表を、府中市の地域安全対策課へ提出しなければなりません。

犯罪被害者への支援

府中市は「犯罪被害者等基本計画」に基づき、不幸にも犯罪被害にあってしまった市民や、その家族・遺族に対して、さらなる二次被害を軽減し、一日でも早く安心・安全な暮らしを取り戻せる為の支援にも力を入れています。

放課後子ども見守りボランティア

府中市では「放課後子ども教室」や学童クラブが終わった後、帰宅する子供らの平和な環境を守る為に、各市立学校や住宅近辺の見守りを担う「子ども見守りボランティア」を随時募集しています。

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