見学レポート!
八王子市内の住宅展示場巡り
石田工務店
(八王子住宅展示場)
モデルハウス見学レポート
一つ目の展示場「北野展示場」を出て車で5分ほど移動し二つ目の展示場「八王子展示場」に着きました。
八王子展示場の外観は茶色を基調とした落ち着いた雰囲気の展示場です。一般的な住宅に近い展示場ということでリアルなイメージがわきやすいかもしれません。
車から降り玄関を開けると
社員さん:「お待ちしておりました!」
と先に到着していた社員さんがさわやかスマイルで出迎えてくれました。
ということでさっそく案内していただきます!
入ってすぐの和室
社員さん:「まずはこちらの和室をご案内します。」
ですよねというぐらい玄関入ってすぐ和室があります。
玄関から丸見えの部屋はちょっと落ち着かない気もしますが、仕切りを付けることも可能みたいです。
畳が半畳タイプのものですが、わりとなじみのある一般的な和室という感じです。
呼吸する素材『珪藻土』を使ったトイレ
社員さん:「続いてはこちらのお手洗いのご案内です。」
私:「棚とか引き出しが大きくて、手洗い場もあって使いやすそうですね。」
社員さん:「そうですね。もちろん使いやすさも高いですがこのトイレは壁に『珪藻土』を使っているんです。」
私:「『珪藻土』って何ですか?」
社員さん:「簡単に言うと植物プランクトンの化石です。この『珪藻土』の一番のメリットは高い調湿性です。」
と言うと置いてあった霧吹きで水を吹きかけました。
社員さん:「水を吹きかけてもこのようにすぐに乾きます。」
私:「おぉ~ すごいですね。触っても全然湿ってない。」
社員さん:「トイレのような場所は換気が欠かせませんが、珪藻土であれば空気中の湿気を吸収してくれるので除湿とともに消臭効果も期待できます。」
私:「なるほど。トイレにもってこいの素材ってことですね。」
実際に使っているトイレじゃないのでどれだけ消臭されるのかまでは体感できませんでしたがあの除湿力を見ると快適なトイレになりそうな気がしました。
日当たり良好のリビング
社員さん:「続いてはこちらのリビングになります。」
いきなり階段が。
私:「リビングに階段があるって珍しいですね。」
社員さん:「そうですね。リビングに階段があると狭く感じてしまうんですけど、この展示場では奥が見通せるようなデザインにして階段があっても窮屈に感じないような工夫がされています。」
進んでいくとリビングが現れました。吹き抜けの天井で開放感がある造りになっています。
それだけでなく中庭があるのでカーテンを全開にすると高いところかたら日光が一気に差し込んできて日当たり良好です。
私:「めちゃくちゃ日差しが入ってきますね。」
社員さん:「中庭を作ることで窓の数を増やして明るい部屋にしています。吹き抜けで天井も高いのでより高いところから光を取り入れられます。」
大きな窓が3つも付いているので日差しはめちゃくちゃ入ってきます。窓が大きいと言っても中庭なので外から直接覗かれる心配もありません。
社員さん:「あとこの窓は折れ戸になっていまして、窓枠分の間口で開けることができます。」
私:「なるほど。夏なんかは全開にしたら風通しもよさそうですね。」
社員さん:「網戸は内側にあるので汚れづらくなっています。」
私:「すごい。こんなタイプの網戸があるんですね。」
網戸が巻き込み式で室内に収納されていました。地味に感動したポイントです。
広々とした明るいキッチン
社員さん:「キッチンは弊社の標準のタイプのキッチンとなっています。」
私:「広くて作業しやすさそうですね。」
社員さん:「ただこの展示場が2010年ごろに建てられたので設備とかはちょっと古いものになっています。北野展示場で見たもののほうが新しい設備になります。」
私:「これでも最新のものじゃないんですね。私には全然満足のキッチンです。」
この展示場は2010年ごろに建てられたものなので全体的に設備が古いらしいです。ただ正直言って全然古いと思いませんでした。素人目に全くわかりません。「新築です」と言われたら完全に騙されます。
1階はこんな感じで続いて2階です。先ほど紹介した階段を上り2階へ上がります。
屋根の傾斜を利用した寝室
社員さん:「この寝室は7帖ほどの広さなんですけど屋根の傾斜を利用して天井を高くしていることで広く感じさせる工夫がされています。」
私:「なるほど。たしかに寝てるときに天井が低いとそれだけで圧迫感がありますもんね。」
社員さん:「あとはこの壁なんですがこちらも特殊な建材を使っています。」
私:「寝室っぽくない壁ですね。どういった特徴があるんですか?」
またおもむろに霧吹きを手にした営業さんが壁に水を吹きかけました。
私:「これも一瞬で乾きましたね。これも『珪藻土』を使っているんですか?」
社員さん:「これは『珪藻土』ではなく『エコカラット』と呼ばれる建材を使用しています。」
私:「『エコカラット』と『珪藻土』は何が違うんですか?」
社員さん:「簡単に言うとエコカラットの方が調湿性が5~6倍優れていると言われています。」
私:「さっきの5倍も優れているんですか!? ただトイレはわかるんですけど寝室の湿度を下げると冬場とかむしろ乾燥しすぎちゃってよくないんじゃないですか?」
社員さん:「調湿性は湿度を下げるだけではありません。乾燥しているときには湿度を上げてくれる効果も含みます。エコカラットがの壁であれば大体湿度40%~70%の間で保たれると言われています。」
私:「なるほど。除湿、加湿どっちも兼ね備えてるんですね。」
社員さん:「なので結露を防いだり、カビの繁殖や臭いをおさえてくれる効果が期待できるんです。」
こんなすごい建材があるんですね。これが数年前に建てられたというんだから驚きです。家の値段は広さとか場所とかだけでなくこういった建材によっても変わってくるんですね。
二階にあるお風呂と洗面所
社員さん:「こちらは洗面所とお風呂場になります。」
私:「2階にあるんですね。最近そういう家もあるみたいですけどどうなんですか。」
社員さん:「2階にあることによるメリットは洗濯導線が近いことですね。基本的に一戸建てだと洗濯物は2階に干すことが多くなると思うんですけど、脱衣所と洗濯機が2階にあれば洗濯で階段の上り下りをする必要がなくなります。」
私:「なるほど。言われてみればたしかにそうですね。」
社員さん:「あと2階にお風呂があるのでお風呂場に大きな窓を付けることができます。ちゃんと外に壁もあるので入浴中に外に出て涼むこともできます。」
私:「こんな大きな窓があったら明るいうちからお風呂に入りたくなりますね。」
2階のお風呂ならではのメリットを紹介していただきました。勝手にお風呂は1階にあるものだと思っていましたがむしろ2階にあった方が便利なんですね。完全にお風呂は2階派になりました。
キッズスペースになっている屋根裏
社員さん:「最後は屋根裏です。」
私:「屋根裏っていうともっと薄暗い倉庫みたいなものをイメージしてました。」
社員さん:「もちろん物置にもできますし、このように子供の遊ぶスペースとして活用することもできます。」
私:「ちょっと大人には天井が低いですけど小さい子供が遊ぶ分には問題なさそうですね。」
社員さん:「あと屋根裏は暑いというイメージがあると思うんですけど、断熱性が優れた造りにすることで夏でも快適に過ごせるようになっています。できれば夏に来て体感してもらいたかったんですけどね。」
たしかに夏の屋根裏は暑いイメージがあるので子供を遊ばせるのは怖い気もしましたが、エアコンも付いていますし断熱性が優れているみたいなので安心して遊ばせることができうです。
見学を終えて
部屋数は屋根裏含めて3部屋でしたが2階には事務所のようなスペースがあったのでそれを含めれば4部屋、吹き抜けや中庭も部屋にすればさらに部屋数を増やすことができます。
ちなみに建坪は33坪で、これをそのまま建ててほしいとお願いするとだいたい建物だけで3000万円弱ぐらいだそうです。実際のお客さんもこれくらいの規模の家を建てる人が多いとのこと。
最後はみなみ野展示場です。石田工務店さんのメイン展示場で自然素材にこだわった家になっているみたいなので楽しみにして向かいます。
アクセス
取材協力
石田工務店
八王子市を中心に多摩エリアで1000棟を超える住宅を施工してきた石田工務店。(2022年4月時点)自然素材にこだわり「心地よく長く住める家」を提供することをモットーとしています。住宅展示場を八王子市内で開催しており地域密着型で多摩エリアに住む方々から高い信頼度を得ている工務店です。