子供も大人も夢中になれる八王子市の博物館

八王子市にあるおすすめの博物館

コニカミノルタサイエンスドーム

コニカミノルタサイエンスドームは、1989年に設立された八王子市立の科学博物館。もともと「八王子市こども科学館」という名称でしたが、民間企業とのネーミングライツ締結によりコニカミノルタサイエンスドームという名称となりました（実質経営は八王子市）。

施設は1Fと2Fに分かれており、1Fにはプラネタリウムや科学をモチーフにした遊び広場が、2Fには地球や宇宙をテーマにした設備や八王子の自然に関する展示スペースがあります。

同館の最大の見ものは、やはりプラネタリウム。迫力ある満天の星空に、多くの子どもたちが夢中になって見入ります。月に一度、土曜日の夕方に大人向けの番組「トワイライトプラネタリウム」も開催。鑑賞に訪れるカップルの姿も見られるようです。

2Fの展示スペースでは、国際宇宙ステーション（ISS）のシミュレーション体験が人気。ISSの1/10模型を展示し、実際にISSで行なわれているミッションをシミュレーション体験する設備です。

なおコニカミノルタサイエンスドームは、基本的に天文学をテーマとした博物館なのですが、子どもたちの来場者も多いことから、鉄道模型のイベントにも積極的。年に4回、鉄道模型イベントを開催したり、屋外には、かつて地下鉄丸ノ内線で使用されていた500形車両が展示されています。

八王子を代表する子供のための博物館、コニカミノルタサイエンスドーム。お子様のいらっしゃる世帯は、八王子に転居したら真っ先に訪れてみてください。

八王子市郷土資料館

中央高速自動車道の建設にともない、八王子市内から多くの土器や石器が出土。これを機に「八王子の歴史資料を収集・保存しよう」という市民の運動が高まり、昭和41年、八王子市郷土資料館が開館しました。

第一展示場には、八王子の歴史・文化に関する資料が常設されています。原始時代から近現代までの歴史資料を、時系列で紹介する展示場です。

第二展示場は、子供たちの歴史に関する展示室。昭和時代の子供たちの暮らし、学校、遊びの様子などの資料が展示されています。

特別展示室は、八王子の文化財などを展示するスペース。館が平成22年度に購入した貴重の資料も一部展示しています。

なお同館は常設展示や企画展示だけではなく、八王子市の歴史を啓蒙するために、出張講座の企画にも積極的。八王子の歴史の概略を分かりやすく解説する講座や、戦国時代の八王子に特化した講座、八王子織物の歴史に関する講座など、テーマは多彩です。

日野ヒューテック・21世紀センター・オートプラザ

日野ヒューテックは、国内自動車メーカーの日野自動車が100％出資して設立した会社。21世紀センター・オートプラザは、地域との融和や情報発信、次世代の人材育成などを目的に同社が設立した施設です。

展示室は大きく1Fと2Fに分かれており、1Fには経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されたトラック（レプリカ）※や、1960年代のボンネットバス、東京モーターショー出展車、黎明期の航空機エンジンなどを展示しています。

※参照元：21世紀センター・日野オートプラザ

2Fでは、子どもたちが喜ぶミニカータワー、ミニカージオラマなどを展示。1Fに下りる途中のスロープギャラリーには、トラックや航空機のエンジン、パリ・ダカールラリーに関係した車両の資料などを展示しています。

屋外にも、ボンネットトラックや消防車、ハイブリッドバスなど魅力的な車両展示がたくさん。子供たち、特に男の子は夢中になって遊ぶことでしょう。

ちなみに、2Fにはカフェやレストランもあります。手ぶらで訪れても、一日中、家族みんなで施設を満喫できることでしょう

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