【第三章】みなみ野展示場レポート(取材協力「石田工務店」)

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見学レポート!
八王子市内の住宅展示場巡り

石田工務店
(みなみ野住宅展示場)
モデルハウス見学レポート

八王子展示場」から車で5分ほどのところにあります。最後の展示場「みなみ野展示場」に着きました。

みなみ野展示場の外観1

めちゃくちゃデカいです。これまでの2つ以上にとにかく大きいです。こんな家に住めたら毎週パーティーを開いて自慢したくなります。無垢材を使った家と聞いていたので木を全面に押し出した外観なのかと思っていましたがそんなことはなく結構一般的な外観でした。

社員さん:「入り口は2階になりますので外階段を使って上がってください」

と社員さんに言われ、外階段を上がると玄関が。2階がむしろ正面玄関というような感じです。道路に面していて駐車場も付いていたので直接2階に行くこともできるみたいです。

みなみ野展示場の外観2

外観はこのぐらいにしていよいよ中を案内していただきます。

広すぎて圧倒される玄関

みなみ野展示場の玄関

玄関を入ると下から先回りしていた社員の方が出迎えてくれました。

社員さん:「では中をご案内させていただきます。」

いきなり驚きです。とにかく玄関が広い。一人なら玄関のスペースだけで暮らせると言っても過言ではありません。

さらに驚きは広さだけではありません。入った瞬間ひのきの匂いに包まれます。リラクゼーション施設かと思うぐらいのいい匂いです。この匂いを嗅ぎに行くだけでも価値があります。

これだけ匂いがするだけあってフローリングや天井、柱など無垢材がふんだんに使われているのが見てわかります。これぞ自然素材の家といった感じです。

成功者が手に入れられるLDK

みなみ野展示場のリビング1

社員さん:「こちらがLDKになります。」

入ってすぐLDKです。入った瞬間いろいろ驚きます。

まず階段の数、手前に上がる階段、奥にも上がる階段、その奥には下がる階段とリビングの中に階段が3つも存在しています。さらに階段だけではなくエレベーターまで。エレベーターはあとで紹介してもらえるということでとりあえず今はLDKを案内していただきます。

社員さん:「リビング、ダイニング、キッチンに仕切りがないのでより広さを感じられるようになってます。」

私:「めちゃくちゃ広いですね。」

これぞ“成功者の家”という感じでこんな家を建てたいというより「もっと頑張ろう」と思わされるような家です。

社員さん:「あと今暖房をつけていないんですけど無垢材を使用しているので十分暖かさが保たれています。」

私:「暖房ついてないんですね。全然寒さ感じないです。」

見学したときは3月でまだ肌寒い季節だったんですが暖房ついてないと思わないぐらい快適な室温でした。広くて階段もあるので暖かい空気が流れてしまいそうですがさすがです。

みなみ野展示場のリビング2

社員さん:「奥のリビング空間はうちの大工の技術力の高さをお見せできると思います。」

と言って天井を指す社員の方。

みなみ野展示場のリビング3

見てみるとこんな造りの天井になっていました。

私:「すごい!神社みたいですね。」

社員さん:「こちら太鼓梁と呼ばれる工法で、釘を使わずに木を組んで造られているものになります。」

私:「釘使ってないんですね。ほんと昔の建物みたいな天井です。」

社員さん:「今の大工さんはプレカットした木材を組み合わせることが多いんですけどうちの大工さんはその場でカットしてこのように組み合わせて家を建てることができるので技術力が違います!」

たしかにこんなことができる大工さんなら家を建ててもらうのに安心かもしれません。見た目だけではなくて工務店のこだわりが肌で感じられるというのは展示場の良さかもしれません。

ザ・和室

みなみ野展示場の和室

社員さん:「続いては和室になります。ここの和室はいわゆる昔ながらの和室です。」

一畳タイプの畳、砂壁、障子、床の間などいわゆる王道の和室です。

社員さん:「昔、和室は大工さんの腕の見せ所だったんですよね。」

私:「なるほど。なんかそう言われて和室に対するイメージが変わりました。」

その他にも書院、竿縁天井、背割れした柱など大工さんのこだわりポイントが多々ある和室となっていました。

正直全室フローリングで和室がない家でもいいんじゃないかと思っていましたが、大工さんの思いやこだわりがこんなにもあるってことを聞くと家に一部屋は必要だなと思いました。

念願のエレベーター見学

みなみ野展示場のエレベーター

いよいよ念願のエレベーター見学です。

社員さん:「この家は二世帯をイメージして造られているので、足腰の弱いおじいちゃんおばあちゃんでも移動ができるようにエレベーターを設置しました。」

私:「なるほど。床も段差がなくてバリアフリーですね。」

社員さん:「車いすでもラクラク乗り降りができます。」

次一階を案内してもらえるということだったのでエレベーターを使って降りてみました。

エレベーターは3人乗りで音や振動がなくめちゃくちゃ静かでした。お年寄りのためのものと言っていましたが、普通に毎朝使いたいです。中に電話がついているので、地震や故障で止まっても連絡を取れますし、停電時も30分間は動くことができるので非常時も安心です。

落ち着き空間の寝室

みなみ野展示場の寝室

寝室は落ち着きあるデザイン。

壁は北野展示場と同様エコカラットを使用しているため調湿性に優れた部屋になっています。

私:「真ん中のサインは何ですか?」

社員さん:「あれは八王子にゆかりのあるバンドとバスケットボールチームのサインです。」

地元に根付いた工務店ならではのものかもしれません。(フラチナリズムというバンドと東京八王子トレインズというプロバスケチームのサインでした。)

ここでちょっと気になったのでいろいろと聞いてみました。

私:「お客さんとしては土地から探している人と、土地は持っていて家だけ建てたい人どっちの方が多いですか?」

社員さん:「うーん。まあ若干土地からの人が多いですかね。」

私:「そうなんですね。工務店としてはどちらの方がうれしいとかありますか?」

社員さん:「弊社としてはどちらも大歓迎ですよ。もちろん多摩エリアであれば詳しいので土地の紹介もできますし、土地がすでにある方であればその土地に合わせた設計をします。」

私:「そうなんですね。工務店って聞くと家を建てる会社っていうイメージがありましたけど、土地から探してくれるとなるとありがたいですね。」

社員さん:「たしかに土地は不動産屋のイメージがありますが、弊社のような地域密着型の工務店は土地を探せばどんな家を建てるのかということを前提として土地を探せるので、この土地だとこの家は建てられませんということが起きないのはメリットだと思いますよ。」

そう考えると住みたいエリアが決まっている場合はその地域に密着した工務店にお願いするのが一番かもしれませんね。

社員さん:「じゃあ今度は2階に戻ってさらに上の屋根裏をご案内いたします。」

ということでまたエレベーターに乗り2階へ行き、そこから階段を上がって屋根裏に行きました。

屋根裏

みなみ野展示場の屋根裏1

私:「これまた広いですね。」

社員さん:「ここは21帖ほどあります。キッズルームやお父さんの趣味の部屋をイメージして造ってあります。」

私:「子供が大きくなったらお父さんのくつろぎの場所になって休みの日はずっとここで過ごしそうです。」

みなみ野展示場の屋根裏2

社員さん:「ちなみにここから先ほどの太鼓梁を上から見ることができます。」

ということで窓を開けて見せてもらいました。上から梁を見るなんて経験は最初で最後かもしれません。社員の方がおっしゃっていた通り釘が全く使われておらず、近くで見ることでさらに大工さんの技術力を感じさせられました。

最後に展示場名物のヒノキ風呂

みなみ野展示場のお風呂

社員さん:「最後にぜひ見て行って欲しいものがあります。」

と社員の方に言われ2階に降り向かった先にあったものがこちらのお風呂です。

旅館にある内風呂のような感じで、家族全員で入れるぐらいの広さです。浴槽だけでなく壁や桶まですべてヒノキでできています。

私:「うお~ これは家のお風呂のレベル超えてますね。」

社員さん:「こういうこともやろうと思えばできるのが注文住宅のいいところです。」

私:「これだけいい匂いだと入りたくなりますね。」

社員さん:「予約していただければ実際入ることもできますよ。」

私:「そうなんですか!?もうこれ入るためだけに来てもいいぐらいですね。」

こんなお風呂が家にあったらいいなと思い聞いてみました。

私「これ実際家につけてくれっていうお客さんいらっしゃるんですか?」

社員さん:「正直いませんね(笑)お金もかかりますし、木が腐っちゃったり、逆に乾燥して割れちゃったりするので手入れの手間もかなり大変です。でもヒノキ風呂が欲しいと言われれば造ることは可能です。」

私:「たしかに家でヒノキ風呂に入れたらいいですけど、それだけ大変だとわざわざ付ける必要はないかもしれないですね。」

社員さん:「これはこんなこともできますよっていうことなので。何でも要望があったら言っていただきたいですね。」

ヒノキ風呂を見たときは家にあったらいいなぁと思いましたが、冷静に住んでからのことを考えると大変ですね。家を建てるときは住んでからの生活のことをしっかりイメージする必要があるってことがわかりました。

見学を終えて

最後にこの家を建てるといくらかかりますかと聞きましたが軽く億は超えるということでした。ですよね…。それだけ頑張らないとこういう家には住めないってことですね。ただエレベーターを無くしたりヒノキ風呂を無くしたり予算の範囲の土地にしてもらったりすれば自分に合った自然素材の家を建てることが可能になります。

とにかく「この予算でこんな家に住みたいんですけどお願いします。」とプロの方に相談をすれば何とかしてくれるってことですね。

3つ展示場を回ってみて思ったことはまず相談してみるべきだなということです。自分が思っているより住宅業界は進んでいました。こんな家できるんだとか、こんな技術があるんだとか知らない住宅事情がたくさん知れるのでぜひ展示場に足を運んでみてください。

アクセス

取材協力

石田工務店キャプチャ

石田工務店

八王子市を中心に多摩エリアで1000棟を超える住宅を施工してきた石田工務店。(2022年4月時点)自然素材にこだわり「心地よく長く住める家」を提供することをモットーとしています。住宅展示場を八王子市内で開催しており地域密着型で多摩エリアに住む方々から高い信頼度を得ている工務店です。

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